美味しい羊羹を1回で食べきれないときは
- 2018.04.17
- ようかん

お茶請けに羊羹が出てくるとガッツポーズしちゃいます!
こんにちは。お豆大好きの名畑です。
羊羹って実は手を出しにくい和菓子ですよね。棹に入っているから一人では食べきれないですから買うかどうか迷うことがあるんです。最近は小さいタイプもあるけど、味が何となく違うかな~~と感じてしまいます。今日は、羊羹を買うのに食べきれるかどうか心配しないための保存方法をお伝えします。
羊羹には種類がある
大きく分けて3つに分かれます。練り羊羹と水羊羹、そして蒸羊羹です。
練り羊羹は観点を溶かして餡子と砂糖を混ぜて冷やし固めたもので、固めるための寒天を多く含み水分が少なく艶のある羊羹です。水分が少ない分、菌などが繁殖しにくいので添加物が無く当ても賞味期限が長い特徴があります。
水羊羹は、練り羊羹と同じ作り方ですが、固めるための寒天が少なく、水分量が多く柔らかな羊羹です。カップや缶に入って売られている場合が多いですね。一般的にはのど越しがいいため、夏に多く食べられる羊羹です。
蒸羊羹は、練り羊羹や水羊羹と作り方が違い、寒天でなく葛粉や小麦粉などを使って蒸して固める羊羹です。昔はこちらが主流でしたが、作る手軽さや賞味期限の長さで、蒸羊羹を作るところが減ってきています。
いつの間にか、羊羹と言えば蒸羊羹から練り羊羹をさす場合が多くなってきました。
味の種類もさまざま
羊羹の味の種類もさまざまです。小豆を使ったものなら粒あんやこしあん、他にもさつまいもやごま、黒砂糖、抹茶などたくさんの味の種類があります。お店によっては定番商品に加えて、期間限定でいろいろな羊羮を作っている場合もあります。今しか味わえないもの、そこでしか味わえないものを楽しんでください。
また、お店によって味の濃さが違っているんですよ。例えば抹茶羊羹!白っぽい抹茶羊羹から、濃いい抹茶羊羹まで違って、お店の個性が光ります。私は断然濃いい抹茶が大好きです。抹茶味を口にすると、ホッとした安らぎを感じるんですよね。風味も匂いも、口に入れた瞬間から鼻に抜ける味も全部が抹茶化してしまう瞬間がたまりません(笑)
練り羊羹を一棹を食べきれないときは
お土産に渡すならいいですが、自分ひとり用に買う場合はどうしても食べきれないですよね。そんな場合は、羊羹を全部切って、
ラップにしっかり包み、空気が入らないように袋に入れて、即冷凍してしまいましょう。
多少風味が薄れてしまうかもしれませんが、そのままにしていたり冷蔵庫で保管するよりも新鮮さが保たれます。解凍するときは、冷蔵庫で2-3時間おくか、アイスのように食べちゃいましょう。
このやり方なら、1週間は3時のおやつをじっくり楽しめると思います。特に抹茶は風味が一番の羊羹です。全部を食べきれないと分かった瞬間に覚悟を決めて、美味しく食べるために切って、包んで冷凍しちゃいましょうね。
美味しい抹茶の羊羹、おやつにそして贈答にピッタリです。
Love 和菓子