浅草で見つけた、癖になるパン屋さん

最近、和菓子屋さん情報をいろいろいただけるようになって嬉しいです!
こんにちは。
お豆大好きの名畑です。
皆さん、美味しい情報を本当によくご存じですよね。
あそこの羊羹が美味しいよ~とか、あそこに行ったらあの和菓子屋さんに寄ってみて~~とか、たくさん教えていただけるので本当に助かります。
まだまだ表現に乏しいですが、実際に食べに行って美味しいさをお伝えして、美味しい和菓子を選んでもらえたらうれしいなぁって思うんですよ。
美味しいものはみんなで共有して、さらにおいしく食べたいから。
美味しいものの話しをしているときって幸せでもありますよね。たくさんの人の幸せの時間をたくさん作れたらいいな~~。
そんなわけで、今回は有力情報をもとに、浅草に行ってきましたよ。
何やら、美味しいパン屋さんがあるとのこと。パン?と思いましたが、どうも餡子が絡んでいるようなのです。
浅草と言えば、浅草寺が有名ですよね。私は横浜に住んでいるけれど、浅草に行くのは実は初めてです。
着くや否や、浅草寺やスカイツリーの写真を撮って、すっかりお上りさん状態の私です(苦笑)
日本の方はもちろんのこと、外人の方がとてもたくさんいらっしゃってて驚きました。そして着物を着て楽しそうに観光していました。
私が驚いたのは、和菓子屋さんがたくさんあること。
団子屋さん、饅頭屋さん、イモ羊羹屋さん、どら焼き屋さん・・・・・本当にたくさん軒を連ねてありました。
中には行列で入れないような和菓子屋さんもたくさん見受けられましたよ。
どうしてこんなに和菓子屋さんが多いのでしょうか。
ちょっと調べてみました。
浅草寺近くに和菓子屋さんがたくさんあるのは何故?
和菓子を売るお店は、鎌倉時代から門前菓子として日本各地に登場したようです。
宮中や公家、社寺に納める貴重な上菓子と、庶民が日常的に食べる餅菓子、お坊さんの副食として作っていたものなどが、門前菓子として売られ始め、誰もが気軽に食べられるようになりました。
今のように車や電車のような交通機関が発達していない時代、移動には時間がかかったから、茶屋でのひと時は旅の疲れを取るとともに、さて、これから神様にお会いするぞと姿勢を正して神前にお願いに向かうための大切な時間だったようです。
昔は天災や疫病などわけのわからない災害の力を鎮めるために、神に敬いの気持ちを込めてお菓子をお供え物として捧げてもいました。門前菓子には、お供え物としての役割と、笑いや歌、芝居などの娯楽のような、生活をいろどる娯楽の一つとしての役割の両方がありました。
いまでもそれが色濃く引き継がれているのです。
和菓子屋さん乱立の中のパン屋さん
そんな和菓子屋さんがたくさんある中、パン屋さんの情報って貴重ですよね。
情報によると、和菓子やさんと同じくらい、いやそれよりも餡子がとっても美味しいと言う話でした。
そんなに美味しいならばと、その和菓子屋さん立ちの店ををかいくぐって、伺ったのがこちらの「パン工房 クラージュ」さんです。
中に入ってみると美味しそうなパンがたくさん並んでいました。美味しそうだけど、お目当てはこれではないんです。
あった、あった。
このパンだ。うん?アンパンって言ってたから、丸いと思っていたら四角でした。
しかも高さがある~~~
買ってきたのは3種類、こしあん
粒あん、
そして季節限定のさくらあんがありました。
こんなに大きくてずっしりしていて250円!
でも、甘さがしつこくないのでぺろりと胃の中に入っていきます。
こし餡と粒あんは、小豆の風味がしっかりして最高に美味しいあんこです。
小豆が美味しいって最高に幸せです。
そのあんこを引き立てるように甘さ抑え目のクリームと、ふっくらしているけど甘くないパン生地ががっちりサポートしていました。
季節限定のさくらあんは塩漬けの桜の葉を細かくしたものがアクセントになってこれも美味しいパンでした。
桜の季節に食べられて幸せ~~
和菓子屋さんのあんこの美味しさを上回るパン工房クラージュさん。一度足を運んでみてはいかがでしょうか。お土産にも喜ばれますよ。
場所は東京都台東区浅草1丁目7−1
浅草駅から約5分。雷門の先右手にあります。
営業は9時~19時まで、水曜定休です。
今回はパンでしたが、美味しいあんこに出会うと幸せですね。
Love あんこ