4月4日はどら焼きの日です!
- 2018.03.27
- どら焼き

こんにちは。
お豆大好きの名畑です。
もうすぐ4月ですね。4月という響きは、新しいことにチャレンジしようと思う季節です。
入学式や新入式など、日本では4月からスタートということが多いですね。
そのスタートと桜の花の時期が一緒というのも、惹かれるものがあります。
桜の花って下を向いて咲きますよね。あれは「がんばれ!」と応援しているらしいですよ。
その桜の下を歩くと何故かやる気が起きるのは、私だけではないはずです。
どら焼きの日
和菓子の日にちなんだ何の日というのはいろいろありますが、4月4日は「どら焼きの日」だそうです。
何故4月4日かというと、3月3日は桃の節句で5月5日は端午の節句で、二つの節句に挟まれた4月4日はカステラとカステラに挟まれた案子というイメージから決められたそうです。
また、4と4を合わせて「シ合わせ」の日に、どら焼きを食べてみんなに幸せになってほしいとの思いも込められているとか、これは食べなければなりませんね!
私が子供の頃は、3月3日は女の子の日、5月5日は男の子の日で、それに挟まれた4月4日はおかまの日として言われていました。
ちなみに私は4月4日が誕生日なので、よくそのことでネタにされていたことが多かったのを思い出します。
4月4日生まれの人のためにも、ぜひどら焼きの日をもっと有名にしたいです(笑)
どら焼きもいろいろあるよ
どら焼きって、どこの和菓子屋さんでも置いてある人気のある商品ですよね。
しっとりふんわりの皮に包まれた餡のどら焼きは、誰もが大好きな和菓子じゃないかしら。
最近は餡の種類も色々増えて、粒あんや白餡、うぐいす餡だけでなく、リンゴ餡とかカボチャ餡とか季節ごとに餡の中身が変わっていくのも楽しみです。
でも、そのどら焼きの始まりはというと、京都の東寺のお坊さんの副食から始まったそうです。
江戸時代の末期に和菓子屋さんが、お寺のお坊さんに副食となる菓子を作ってほしいと依頼を受け、お寺でも作れるようにと鉄板の代わりに銅鑼を使うことを考え付いて作ったとか。
そしてそれがだんだんと噂になり庶民にも売られるようになったという説があります。
最初はこんな形のどら焼き焼きだったようです。
熱した銅鑼の上で焼いた薄皮に、棒状にしたこし餡をくるくると巻き、笹の皮で包んだものです。とっても手間暇がかかるそうで、弘法大師の命日の21日だけの限定販売としていましたが、東寺のご参拝のお土産として味わっていただけるよう今でも作って下さっているようです。
販売しているところが京都にあり、毎月20、21、22日の3日間のみ販売しているとか。
何とも御利益のありそうなどら焼き、機会があれば食べてみたいですね。
現代のどら焼きはいつでもどこでも食べられる手軽な和菓子になりました。
でも、お店によって味も食感も違うんですよ。
皮と餡子の二つしかないんですからね。シンプルなだけに、作り方や材料の選び方で味が違ってきます。
送っても送られても、誰にでも喜ばれる和菓子のどら焼き、関西では山の名前の三笠山にちなんで、三笠山と呼ばれています。
4月4日は、美味しいどら焼きや三笠山で幸せ祈願しましょう。
美味しいどら焼きを見つけておいてくださいね。
ちなみに、4月4日はアンパンの日、みたらし団子の日でもあるようです。
Love 和菓子