君はマルボーロを知っているか

こんにちは。
餡子は好きだけど、餡子のことはなにも知らない井浦です。
そんな井浦が、なにも知らないが故の独自の視点で和菓子を語ってみたいと思います。
マルボーロ
みなさんはマルボーロをご存知ですか?お、知ってる!ふむふむ、白地に赤い三角のデザインで、一時期F1チームのスポンサーもしていた。え、そうなんですか?マルボーロが?かの有名な音速の貴公子アイルトン・セナが所属していたこともあるチームで、本田宗一郎が健在しているHONDAがエンジンサプライヤーを勤めていた名門F1チームであり・・・って、それマルボロカラーでお馴染みマクラーレンホンダやないかい!マルボロはフィリップモリスの作ってるタバコのことやんか!バカ!
僕が言ってるのは、マルボーロ!九州ではお馴染みの和菓子、マルボーロのことですよ!
見た感じは、『メロンパン焼いちゃいました』っぽいですが、あんなにサクサクしてません。しっとり柔らかでフカフカしていて、砂糖の甘さと香ばしい香りが特徴のお菓子です。カステラなんかと同じ、海外より伝わり日本で改良された南蛮菓子が由来のようです。当時から続く佐賀の和菓子屋が伝え守ってきたことで、いまも愛され続けてきたそうですが、その諸説は色々あるようでよくわかんないです。とりあえず僕の住んでいた福岡ではお馴染みのお菓子であり、佐賀県銘菓として広く九州では出回っているそうです。
あ、僕は食べるの専門であまり詳しい話は知りませんし、最近佐賀のお店がルーツだって知りました(笑)
はじのサクサクしたところが美味しい
行儀の悪い食べ方かもしれませんが、はじの少しサクサクしたとこが大好きです。香ばしいし歯ごたえが良いし、ここを最初にブワワッとまずはかじります。そのあと残りをガブッといって口の中で潰すようにして食べるのが僕は好きです。お茶も良いけど、このときはコーヒーが合ってるような気がしますね。しっとりしているとはいえ、少し口の中の水分を持っていかれるので、コーヒーで流し込む感じでフィニッシュです。小麦粉に卵やはちみつを使うあたりカステラに風味は似ているように思いますが、薄い形状なので食感や香ばしさが大きく違っているように思います。
大きさはどら焼きくらいの大きさなので、少し物足りない量なんですよねぇ。つい「もう一枚」と手が伸びるてしまう、とっても美味しいお菓子です。
南蛮菓子って和菓子っぽくない
感じしますよね。まぁ、ルーツが海外だから当たり前ですけども。
見た目のスポンジっぽさが洋菓子のようにも見えるし、和菓子のように改良で洗練されてきたというより、当時の面影を継承したまま現在に残っているような風合いがまた、そうさせているようにも思います。ディスってるわけじゃなくて、餡子と組み合わせて「こんなお菓子にしたよー」っていうより、素材を焼いたままで完結している洗練さがあるってことです。
海外から伝わったからこそ、その雰囲気を残すことで歴史を継承しているというか。なんつーか、上手く言葉にしにくいですけど(そもそも研究したわけでもなく、雰囲気で書いてますからね(笑))。
お見かけした時に食べてくれたら、ブログを書いた甲斐があるってもんです!