意外な和菓子

意外な和菓子

こんにちは。

餡子は好きだけど、餡子のことはなにも知らない井浦です。

そんな井浦が、なにも知らないが故の独自の視点で和菓子を語ってみたいと思います。

 

レモネード

レモネードというと、レモン水に砂糖やはちみつなんかが入った冷たい飲料水ですね。がっつり汗を掻いた運動の後とか、暑い日差しの下を歩いた後の体の熱を冷ましたいときに、レモンの爽やかさが鼻を抜けて気持ちをスッキリとさせてくれ、夏場にはうってつけの飲み物です。更に寒い冬の日には、ホットレモネードが美味しいんですよねぇ。柑橘の香りは乾いた季節の一服の清涼剤です。ええ。

と、レモネードに親しみ深く言っといてなんですが、そんなにレモネードに思い入れはありません。むしろ、ほぼ飲んだことないし。『名糖レモネードC500』はチョイチョイ飲んでたけども。似たようなので『はちみつレモン』は一時期死ぬほど飲んでましたけども、あれはレモネードでいいんですか?

 

ラムネ

前置きが長くなりましたが、日本の夏と言えばラムネ。炭酸水に砂糖やブドウ糖、独特なフレーバーなんかが入った冷たい飲料水ですね。がっつり汗を掻いた運動の後とか、暑い日差しの下を歩いた後の体の熱を冷ましたいときに、炭酸の爽快さが喉を刺激して気持ちをスッキリとさせてくれ、夏場にはうってつけの飲み物です。特にあの変わった瓶の形が良いですよねぇ。寒い冬の日には・・・、飲みません。ええ。

と、ラムネに親しみ深く言っといてなんですが、そんなにラムネに思い入れはありません。むしろ、ほぼ飲んだことないし。最近はリバイバルした感じで色んなとこで売ってますけど、どっちかっていうとサイダーのが口にしていたと思います。ええ。

あ、言いたいことはそんなことじゃなくて、ラムネってレモネードが訛って日本独自の飲み物に昇華したものらしいんです。前置きが長くなりましたけど、レモネードとラムネについて結論付けるとそういうことなんです。はい。レモネードとラムネって、言ってしまえば同じものってことなんですねぇ。

 

ラムネ2

結論ってさっき言いましたけど、まだでした。結論はこれからです。「あれ?」って思ったでしょ。和菓子のブログなのに、菓子出てきてないじゃ〜んって。いやぁ、ここまで来るのにだいぶ時間が掛かりましたね。へへ。

今日のテーマはラムネ。ラムネといっても、このタブレットみたいなお菓子の方です。

材料は片栗粉にブドウ糖とかクエン酸を混ぜて固めたものだそうです。飲み物のラムネのようにケミカルで合成物な食べ物で、菓子の中でも駄菓子と言われる部類ってことでしょうか。口どけが良いように工夫もされていたりと、意外としっかりしたお菓子ではありますが、和菓子とはなんだか程遠い・・・。

そういえば、和菓子の中でも似たようなものがありませんでしたっけ?そう『落雁』です。型に入れて押し固めたものという製作工程は、落雁そのものじゃないですか。形状はタブレットのような錠剤形がほとんどですが、探してみると様々な形に変化したものも存在しています。ほら、落雁っぽいでしょ。

実は、意外と和菓子屋さんが真剣にラムネを作っていたりします。富山県の『大野屋』という老舗和菓子店では、『高岡ラムネ』というものを作っています。材料にコシヒカリの米粉を使ったりフレーバーに果物を使ったりしているようで、従来のケミカルなラムネとは別物ではありますが、落雁とラムネを掛け合わせた新しいラムネということでしょうか。

ちょっとラムネに興味が湧いてきませんか?