和菓子か否か
- 2018.03.23
- 和洋折衷

こんにちは。
餡子は好きだけど、餡子のことはなにも知らない井浦です。
そんな井浦が、なにも知らないが故の独自の視点で和菓子を語ってみたいと思います。
あんぱん
みんな一度は口にしたことがあるでしょう、あんぱん。果たして、あれは和菓子なのか。それとも、ただの菓子パンなのか?
ウィキペディアによりますと、「日本の菓子パンの一種」とあります。うむ、そうか、菓子パンなのか・・・。なんだよ、普通の回答しやがって。もうちょっと迷えよ。あっさり答えが出てしまって落ち込むじゃないか。悩んでた僕はなんなんだ。いや、悩む方がおかしいか。
基準は食品衛生法によるそうで、菓子についても定義がされています。気になる方はググってください!
ただね、僕はこれは立派な和菓子だと思うんですよ。パンですけども。菓子パンって言ってるし菓子であることを認めてることからも、「あんぱんは和菓子です」と言っても良いんじゃなかろうか。だって餡子が入ってんですよ?甘いんですよ?もうお菓子で良いじゃん(たぶんダメです)。
じゃないと、このブログが成立しないんだよ!
あんドーナツ
じゃあ、奥の手を出しますよ。あんドーナツならどうだ!?
ウィキペディアでも「ドウ(小麦粉に水・砂糖・バター・卵等を混ぜた生地)で甘い餡を包み、油で揚げた“菓子である”」って言ってますやん!やったー!あんドーナツは和菓子やー!ドウってのがよくわかんないけど。ドーナツのドウなんだろうか?それより、最後に言ってますね「菓子である」って。ギレン・ザビ並みの力強さで言ってますよね「菓子である」と!ほらどうだ。あんドーナツは菓子だし日本生まれだから和菓子だよね。和菓子認定してもいいよね。餡子が入って甘いし、粉砂糖まであしらってなんなの。完璧じゃないの。非の打ち所がないじゃない。正真正銘の和菓子じゃないですか。和菓子界の異端児。西洋とのハーフ。もうなんかイケメンやん。
和洋折衷
それにしても、なに、この扱いの違いはなんなの。油で揚げたから?謎のドウのお陰なの?粉砂糖がまぶされてるから?焼いたか揚げたかだけやんけ。生地も分量は違うでしょうけど基本は同じだし、餡子を包んでるし。パンとドウがなにか違うんだろうか。
小豆餡は和菓子の素材としての地位は揺るぎないと確信できます。それを包む生地が焼くか揚げるかのパンだかドウだかはよくわかんないやつだけど、どうもニュアンス的に洋物だと思われます。ということは、和洋折衷の代物であり和菓子の分野に組み入れて問題ないと定義付けたいと思います。どうでしょう、異論はありますか?
うむむ。まだ納得いかないようですね。
やはりこの方に判断を仰ごう
というわけで、アンパンと言えばこの方。ジャ◯おじさんに審判を仰いでみたいと思います。
「◯ャムおじさん、こんにちは」
「こんにちは」
「前置き無しに質問したいのですが、あんぱんは和菓子として認定してもいいと思うのですが、いかがですか?」
「ほほう。あんぱんが和菓子か否かということですか。実に興味深い」
「そうでしょう。そこで、あんぱん職人として名高いジャム◯じさんに質問したというわけです」
「う〜ん、でもうちパン工場だしね」
「っっ!!」