沖縄の和菓子屋さん「秀月堂」~和菓子めぐり

こんにちは。
和菓子食べていますか?
無添加食品大好きの名畑です。
今回は沖縄の和菓子屋さんを紹介します。
え、沖縄に和菓子?
と思う方も多いかもしれませんね。
沖縄のお菓子という言葉からイメージするのは、「ちんすこう」でしょうか。
戦後アメリカの統治下に置かれた沖縄ですが、すべてがアメリカ仕様になったわけではありません。
手に入るもので形を変えながら昔から伝わるものを続けてきました。
例えば、泡盛。
泡盛はタイ米と麹のみで作られるお酒ですが、なぜ原酒が43度になったのかご存知ですか。
それはアメリカの兵隊さんたちが飲むウィスキーが43度だったのを受けて、同じように飲んでもらおうと変えた結果なんです。
今では飲みやすいように麹に浸す時間を変えたり、麹の種類を変えたり、度数を変えて時代にフィットするよう変わり続けているんです。
沖縄に根ずく和菓子たちも同じです。
美味しさを求めて、変えるところ、変えないところを研究し続けています。
今回お邪魔したのは、沖縄本島の真ん中あたりの沖縄市にある「秀月堂」さんです。
沖縄市というと、中心地にコザがあり、「あれ?ここは日本だっけ?それともアメリカだっけ?」という感覚に陥ります。
大きな洋服店からミシンの並ぶ小さな洋服店、おしゃれなカフェから大衆食堂、大きな外人さんたちが散歩している姿の横に、沖縄のおばあちゃんたちが楽しそうにしています。
こんな町の一角にお店を構える秀月堂さん。
どこからともなく、お客様が絶えず来ている素敵なお店でした。
一番人気は 「チーズまんじゅう」
、
私が伺った時にはショーケースに、プレーンとショコラ、パインの3種類がありました。
もちろんゲットしましたよ。
早速食べてみると、ビスケットのようなサクッとした生地にカマンベールと思われるチーズがたっぷりと入っていました。
ショコラには中にチョコが入っていて、口の中で美味しく混ざり合いました。
1日800食売れるのは納得です。
だって、近かったら絶対リピートする味ですもの。
お店の奥で、女性の方たちが和菓子を作りづつけていました。
他にもミネラル豊富な黒糖の生地で田芋餡を包んだ「琉華」
バタークッキー生地に北海道産のあんこを包んだ「秀月」
どれも美味しく頂きました。
他にも上菓子やドーナツなども扱っていました。
秀月堂さんは和菓子の独自の形を作っている場所です。
甘いものが嫌いな人、和菓子が不得意な人もリピートしたくなる味がありました。
秀月堂さん
沖縄県沖縄市南桃原1-11-3
チーズ饅頭は売り切れたら手に入らないので早めに行くか予約しておいたほうがいいかもしれません。
定休日は日曜、祝日営業時は10:30~17:00です。
Love 和菓子