和菓子屋さんは、春爛漫♪和菓子は目も口も身体も元気にしてくれるよ!

こんにちは。
無添加大好きの名畑です。
今日2月16日は旧正月です。
旧正月とは、旧暦の正月のことを指します。
明治5年までは太陽太陰暦を使用していて、日本も今日がお正月でした。
明治6年から改暦をして、太陽暦と呼ばれるものに変わり、1月1日を正月としました。
日本でも旧正月を祝う風習が残っている場所が少しあり、有名なところが沖縄県糸満市です。
船にたくさんの旗を掲げてお祝いをしていました。
明治の方々は、生活の要となる暦やお祭りの日時などを変更され、さぞかし困ったのではないかと想像されます。
お正月が終わったばかりなのに、またお正月が来るなんて、季節がまるで逆走したような感覚に襲われますが、陽は少しずつ少しずつ長くなり、福寿草や水仙の花もあちらこちらに見かけるようになって、まだまだ寒いですが春が感じられます。

一番春を早く感じられるのが、実は和菓子屋さんなのをご存知でしょうか。
春の和菓子と言えば、ヨモギ餅やかしわ餅、桜餅やなどがあります。
どれも春の葉を使っているんです。
ヨモギの葉は、健康と美容に良いとされて昔から使われてきた薬草です。
私も母とヨモギを積んでは草餅を作っていたんですよ。
あの香りを嗅ぐだけで癒されます。
あの香りは、シネオールで、交感神経の働きを抑えて副交感神経の働きを強める効果、脳を落ち着かせる効果、睡眠を促す効果などのリラックス作用があります。
ちょっと調べてみると、よもぎにはコレステロール値を下げたり、胃腸の機能を高めたり、体を温めたり、貧血を予防するなどの働きがあるようです。
柏の葉には抗菌作用があります。
餅を柏の葉でくるむことで雑菌から守ってくれるのです。
また、柏餅を食べるとふわっと良い香りがしますよね。
柏に含まれるフィトンチッドと呼ばれる成分によって爽やかな香りを演出してくれるのです。
衛生面で香りの演出面でと活躍してくれます。
さて、桜の葉です。
桜餅の桜や葉は、塩漬けされて使用されます。
ほんのりと桜といい塩梅の塩加減が最高に美味しいですよね。
桜の花や葉は、塩漬けすることで糖分が分解され、クマリンと呼ばれる何ともかわいい物質が作られるんです。
クマリンとはポリフェノールの一種で、抗菌作用が強くあります。
天然の効果で私たちがお菓子を安心していただけるんです。
他にも血流を良くしたり、むくみを改善したりといろいろな効果があるんですよ。
春の季節を先取りして、体も心も癒してくれる和菓子たち。
春をもっと感じに和菓子屋さんを覗いて見ませんか。
ワクワクが待ってますよ。
Love 和菓子