和菓子のことわざ、いくつご存知ですか?

和菓子のことわざ、いくつご存知ですか?

こんにちは。
無添加大好きの名畑(なばた)です。

 

古くから伝わることわざ。
餅や饅頭をはじめとした和菓子がたくさんあるのは、和菓子に対しての憧れがあり、生活に根ざしていたからです。

 

今も伝わることわざを集めてみました。
あなたはいくつご存知ですか?

木に餅がなる
餅はもち米を蒸して、一生懸命杵でついてやっと出来るものですね。
時間も労力もかかるものです。
それが木から取れたらどうでしょう。
みんながこぞって木に集まってしまいます。
木に餅がなるのはありえないことから、話しがうますぎることは実際ありえないということを表します。

 

棚からぼた餅
今日は何もしないのにとってもラッキー!なんて日は、人生の中で時にはあって欲しいもの(笑)
棚から落ちたぼた餅が、口の中に入るように、苦労しないで幸運に恵まれることです。

 

 

餅は餅屋
髪の事は美容師、肌の事はエスティシャン、お酒の事は酒屋さん・・・とプロが一番詳しく知っているものです。
餅のことは、餅屋が一番よく知っていることから、何事にも専門家には適わないということです。
同意語で、飴は飴屋と言う言葉もあります。

 

 

絵に描いた餅
餅を絵で書いて食べられたらどんなに幸せでしょう。
でも実際には絵なので食べられませんよね。
いくら上手に絵を書いても、絵の餅は食べられないことから、役に立たないことや実際には実現しないということを表します。
また、本物、実物でなければ何の値打ちもないという意味もあります。

 

 

ここまでは、きっとご存知の方も多いですよね。
ここからはどうでしょう。

 

 

雪隠で饅頭を食う
雪に隠れるで、せっちんと読みます。
これはおトイレの事です。
おトイレでお饅頭を食べる事なんてないですが、昔はお饅頭は今よりもとっても貴重なお菓子でした。
饅頭を食べる事自体がとても嬉しい体験なんです。
それを隠れて食べることは、自分ひとりがこっそりといい思いをしたり、利益を得ることの例えです。

 

どじょう汁にきんつば
想像してみましょう。
どじょう汁ときんつば・・・どこをどうとっても食べ合わせることがないですよね。
どじょうを入れた味噌汁と粒あんが入ったきんつばを一緒に食べるように、取り合わせの悪いことです。
鰻に梅干は有名ですが、同じ意味で別のことわざもあるんですね。

 

お餅やきんつば、ぼた餅は昔から生活に近いものだったのでしょうね。

誰もが知っているからこそ、ことわざになりますからね。

そして、これを書いているうちに和菓子を食べたくなりました(笑)

Love 和菓子♪