小豆の栄養って凄いよ!
- 2018.02.12
- もなか

もなかに含まれるあんこ。
ツヤツヤのあんこは見るだけで癒されます。
それがまもなく口の中に入るかと想像するだけで嬉しくもなります。
こんにちは。
無添加大好きの名畑です。
今日はもなかの中身の秘密に迫りたいと思います!
もなかの中身の秘密
その1、もなかの皮
もなかの皮は何で作られていると思いますか?
原料はもち米です。
もち米を粉にして、それぞれ会社独自の調合・作業工程で完成します。
だから何となくふんわりとした甘さがでるんです。
あられやおかきなどと兄弟と言うことにもなります。
その2、中身の小豆のこと
最近、小豆さんたちは食卓に上ることが少なくなりましたね。
お菓子としては食べるけれど、お料理に出ることは少なくなってきました。
小豆を食べるというと、もなかや羊羹、お赤飯やおまんじゅう、アンパンなどでしょうか。
昔は小豆を煮て汁を飲んでいました。小豆って栄養豊富なためよく食べていたんです。
昔の人は小豆の栄養を肌で感じていたのかもしれませんね。
小豆の栄養は?
小豆の主な成分は炭水化物で、その次に良質の植物性たんぱく質が多く含まれます。
他にはビタミンB1、B2、B6などのビタミンB群、カリウムやカルシウム、マグネシウム、鉄などのミネラル、食物繊維が豊富です。
ビタミンB群は、疲労回復やダイエット、皮膚や髪の健康などに役立ちます。
カリウムは血圧を安定させる働きがあります。
たんぱく質とカルシウム、マグネシウムは骨粗しょう症の予防に、鉄は貧血予防に役立ちます。
また、食物繊維は皮の部分に含まれ、血糖値の急上昇を防ぎ、コレステロールの吸収を抑制するんです。
そして一番大きな仕事は解毒作用です。
栄養を摂るだけでなく、身体の外に不要なものを出すことこそ、今の私達に一番必要なことです。
小豆のあの色にも栄養が!
小豆色はポリフェノールをたくさん含んでいる色なんです。
ポリフェノールは、活性酸素を抑えて細胞を酸化から守る抗酸化作用をもつ成分です。
ブドウやワインに含まれる事で有名ですよね。
動脈硬化やガンを防ぐ作用があるとして、脚光を浴びました。
小豆をもっと食べましょう
体がむくんでしまったときや母乳の出が良くないときは、砂糖の入っていない小豆の煮汁を飲むことを母に教えてもらいました。
母は、おばあちゃんに教えてもらったそうです。
小豆は体にいいものが入っているとして、昔から伝えられてきたものなんです。
私達も、小豆をもっと食べる機会を増やしましょう。
ご飯に小豆を入れて炊いたり、サラダのトッピングとしてのせたりね。
お菓子でいただくとしたら、ぜひ無添加のものを選んでください。
裏の表示を見たり、お店の人に聞いたりしましょう。
砂糖は実は腐らないようにする力を持っているんです。
食べ物に砂糖を加えると水が出てくるのを体験したことがありますよね。
例えばイチゴジャムを作るとき、イチゴに砂糖をかけるだけで水分がジワーッと出てきます。
あれは、浸透圧と言う働きで食べ物の細胞から水分が出てきているんです。
食べ物の細胞内に入っていた菌は脱水状態になり、増殖できなくなるんです。
実験したことはないのですが、砂糖が50%入っていれば細菌はほとんど増殖しなくて、70%以上の場合は、カビも生えないそうです。
羊羹やもなかも、保存料が入らないのは砂糖が入っているからなんです。
砂糖もいい仕事をするんですよ。
とにもかくにも体にいい小豆をもっともっと見直して食べましょう♪
きっと元気が出てきますよ。