丸くない豆大福に出会った~和菓子めぐり

こんにちは。お豆大好きの名畑です。
先日鎌倉の荏柄天神社にお参りに行ってきました。荏柄天神というと福岡の太宰府天満宮、京都の北野天満宮と共に3天神社と呼ばれますが、ご存知でしょうか。学問の神様として知る人ぞ知る神社で、受験シーズンには受験生の方々や家族でにぎわう神社なんですよ。私も毎年1月にお参りに行くのですが、今回は4月に伺ってきました。学問の神、正直者、努力を重ねるものを助ける神として年間でたくさんの方が参拝されます。私も、もっと努力ができるよう祈願してきましたよ。
ちょうど赤い桜が満開で、青空とのコントラストがとっても素敵でした。ちょうどお参りをしたときに、タイミングよく花と出会えたり、美味しい和菓子に出会えると幸せですよね。
さて、その荏柄天神に行く途中の道の、鎌倉雪ノ下という場所に今回訪ねた旭屋本店さんがあります。店舗は国大付属鎌倉小学校の近くで、こじんまりとした店舗は昔ながらの和菓子を大事にしている趣のあるお店でした。
和菓子処 鎌倉 旭屋本店
住所は、 神奈川県鎌倉市雪ノ下3丁目3−21 旭屋ビル 1F
営業は9時30分から18時までで、月曜日定休です。
雪ノ下という地名にも、ちょっとロマンを感じませんか。鶴岡八幡宮にある古い書物によると、源頼朝の食事に雪を出すため、雪を貯蔵しておく雪屋を今宮(八幡宮の裏)あたりに保存したため、また、このあたりは「ゆきのした」という草が多くはえていたからとも言われています。何ともいい響きの町名ですよね。
おっと、話がそれてしまいました。
中に入ると、ショーケースには豆大福、桜餅、よもぎ餅や団子など季節の和菓子などがずらっと置いてありました。その中でも、変わった形の豆大福が私を呼んでくれましたよ。
それがこれ!
豆大福というと、丸くって柔らかくってというイメージが多いですよね。今回鎌倉の旭屋本店で出会った豆大福はまるでロールケーキのような豆大福でした。長方型の豆入りののし餅で餡を厚めにくるんであります。餡子が大事にくるまれている感じがしますよね。
餅の厚みを感じていただけますか?餡子が安心して包まれている感じがしますよね(笑)
早速購入して、原材料を見ると「餅米、赤えんどう、小豆、砂糖、食塩」のみ!なんときれいな原材料の並びなんでしょうか。柔らかさを出すために、餅米以外に入れるところも多い中、こちらは手作り無添加を押しているお店のようで、親しみがわきました。早速食べてみると、お餅はもちっとした弾力があり、餡子とえんどう豆は甘くなく、ほんのりの塩味が甘さを柔らかく演出している感じでした。私は甘さが少ないほうが好きなので、好みの豆大福でした。無添加の和菓子に出会えると妙にテンションが上がります。たくさん食べたいところですが、結構お餅が太いので、1個でも十分お腹を満たしてくれます。また幸せな豆大福に出会ってしまいましたた。また、鎌倉に来たときには食べたいです。夏はビールにも合うかな~~
Love お豆&無添加