横浜みやげと言ったら懐かしのハーバーだよね

今日は横浜土産の横濱ハーバーの話です。白あんが、いい味を出しているお菓子なんですよ!
こんにちは。お豆大好きの名畑です。
私が子供のころ、ずいぶん昔ですが親戚が神奈川県の茅ケ崎に住んでいました。山形の片田舎に住んでいた私に、いつもお土産に持ってきてくれるのが「横濱ハーバー」でした。1年に2回くらい山形に来ていたので、1年に2回は横濱ハーバーを食べていたんです。白あんとソフトなカステラ生地が美味しくって、いつも有り難く頂戴していました。あのパッケージを開けるときがワクワクしていたんですよね。お菓子のいい香りがたまらなくって、時々包装紙にカステラがくっついていてこそぎ取るように食べていたのを思い出します。
くっついているのを食べるのが好きだったりして(笑)誰にも見せられない瞬間です!ケーキのフィルムにくっついているクリームとか、アイスクリームの蓋にくっついているのを食べる!あんな感覚です。
横濱ハーバーは、横浜で生まれて60年以上も経つんですね。途中、会社の倒産などもあって一時期食べられなかったこともありましたが、見事に復活してもらってうれしかったな~~だって大好きな味だったから。現在の横浜ハーバーはいろんな味が出てましたよ。
横浜ハーバーのラインナップ
まずは定番のダブルマロンです。
船の型を模したこの形は懐かしさを奮い起こさせてくれます。カステラ生地に包まれた中は白あんで美味しく演出された栗あんたち。口の赤でスーッと溶けて後味がすっきりなのは変わらない味、いや昔よりもすっきりした味になっている感じがしました。思い起こせば白あんとの出会いは、このハーバーが始まりだった気がします。山形の田舎で過ごしていた時は、都会にはこんなに美味しいものがあるんだね~とあこがれを感じていました。この白あんなしにはハーバーは語れません。だって新しい商品のどれもが白餡の商品なんですよ。
横浜開港150周年を記念して作られた黒船ハーバー
こちらはチョコレートのケーキです。形はダブルロマンと同じく船の形をしていてチョコレートのカステラにチョコレートの餡が入っているのですが、白あんが口どけの良さと深い味わいを醸し出しています。栗が苦手な人にはお勧めですね。チョコバナナと書いてありますが、バナナの風味はくどくなく、チョコレートを応援しているような感じです。
ハーバーだけど船の形をしていないミルクモンブラン
皮も白あんも甘すぎずしっとりした食感が美味しいですね。生地もカステラ生地というよりもお饅頭のような生地でそして白餡は蜂蜜とミルク仕立ての優しい味。柔らかい味がもう一つ食べたい気持ちを湧きあがらせます。
帆船日本丸 横浜みなと博物館の公認商品のベリーベリーハーバー
いちご風味のカステラ生地に、神奈川県産のブルーベリーを使ったジャムと、角切りいちごとブルーベリーを入れた餡を入れて焼き上げてあります。カステラ生地と白あんにサポートされたいちご餡が甘すぎず、酸っぱすぎずでいい味を出しています。夏におすすめしたくなる味ですね。形は黒船とダブルマロンと同じで船の形をしています!
2018年のガーデンネックレス横濱の記念に作られたミルク抹茶味
生地はお饅頭のような生地で、練乳のほのかな甘さが引き立ちます。餡はかのこ豆入りの抹茶餡で、抹茶風味がよく出ている味でした。形は平べったい丸型です。
昔懐かしい横濱ハーバーは、白あんをうまく使って、味を変え形を変えて今も味の進化をしているお菓子です。横濱に来たら食べ比べてみてはいかがでしょうか。
横浜の味がするかも~~~
Love 横浜&和菓子