「バターどら焼き」と「黒糖どら焼き」あなたならどっちを食べる?

「バターどら焼き」と「黒糖どら焼き」あなたならどっちを食べる?

こんにちは。

お豆大好きの名畑です。

4月4日はどら焼きの日でどら焼きの始まりなどを前回紹介させてもらいました。

その時のブログがこちら「4月4日はどら焼きの日です!

どら焼きの始まりがまさかあんな形だったとは、私も実は衝撃的でした。

 

さて、今日もどら焼きの続きです。

より楽しいどら焼きライフを送ってもらえるようにお伝えしたいと思います(笑)

 

私の変わった食べ方

私は実は分解して食べるのが好きです。

まず半分にして皮をはがして食べ、餡を食べます。ここで半分のどら焼きをまずは食べ、あとの半分は、皮と餡を一緒にいただきます。

そうすると皮の味と餡の味をそれぞれ楽しみつつ、最後に合わさった時の味を楽しめるんです。

一粒で2度美味しい!ならぬ、一ドラで三度美味しいんですよね。

でも外ではやりませんよ。あまりきれいな食べ方ではないですから。万が一、お茶席でやったら、きっと怒られちゃいます。

でも、自宅でくつろいで食べるときは、どうしても餡の甘さと皮の甘さと別々に味わいたくなってしまうんです。

 

2種類のどら焼きに悩む

さて、今日は美味しそうなどら焼きをいただきました。

黒糖どら焼きとバターどら焼きです。

お嬢さんと1つずつ食べてね!とのことで、お土産に頂戴しました。

ひとつずつ・・・分けなければならない・・・ここから悩みが始まりました。

 

この二つ、皆さんならどっちを選びますか。

生地に黒糖と讃岐の和三盆をふんだんに使い、丹念に練り上げた小倉餡を包んだ「黒糖どら焼き」と、ふっくら柔らかい生地の中に青エンドウ豆と富貴豆を使用した餡を丹念に釜で煉って、北海道の良質のホイップバターを挟んだ「バターどら焼き」。

二つ食べたいけど、娘が知ったら怒られるから悩みに悩みます。

 

袋から伝わる情報としては、ずっしと重く食べ応えのあるどら焼きであること。

袋から触った感触は生地が両方とも、もちっとしていること。

和三盆だけでなく、蜂蜜やみりんなどが使用されていて上品な甘さであること・・・これらが袋からもれなく伝わりました(笑)

 

黒糖って甘さに深みがあるから大好きなんですよね。だから黒糖にしたい!でもバターどら焼きって食べたことないしどんな味なのか興味が湧くから食べてみたい!そんな気持ちが揺れ動きます!

ほんと、迷う!!

皆さんなら、目の前に二つのどら焼きのどちらかを選べと言われたらどうしますか?

きっと迷うはず!いや迷ってください!!そんな迷う気持ちも、食べる前の準備には格好なのです。想像以上だったり、思っていたのと少し違うけどやっぱりおいしかったり・・・・。

期待と同じではなく、ちょっと嬉しい裏切りが感動すると思いませんか。

和菓子って、お店お店によって味が違うから、本当に面白いんですよ。

 

迷いに迷って

さて、私のとった決断は、いかに!!

はい、どっちも食べたいので半分にしました~~~~。どっちも食べたいので、結局選べなかったんです。

 

お味はというと、黒糖どら焼きは皮も餡も甘さ控えめですが、ほんのりと鼻から抜ける黒糖の風味が最高で、餡子もたっぷりで満足!

黒糖が沖縄の波照間産と聞いて、波照間に行った時の思い出を楽しみながらいただきました。

 

そして、初めましてのバターどら焼きは、モッチリした皮と練り上げられた青エンドウ豆や富貴豆とバターの相性が最高のどら焼きでした。どら焼きを超えたどら焼きで、甘くなく上品な味です。

普通は小豆とバターの組み合わせをよく見ますが、富貴豆とバターの組み合わせは斬新です。バターが入るとくどくなるイメージがあると思いますが、ホイップバターが前に出すぎることがなく、富貴豆の優しさをサポートしている味わいでした。

山形出身の私としては、富貴豆がこんな形で美味しくなっているのを知って、ますます感激してしまいました。

 

和菓子って、食べるだけでなく楽しい思い出も引き出してくれるんですよね。

さて、4月4日のどら焼きの日、どんなどら焼きを食べますか?

楽しい美味しい日にしてくださいね。

Love 和菓子