よもぎパワーで春を元気に過ごそう!

こんにちは。
お豆大好きの名畑です。
春先になるとイライラしたり、なんとなくだるかったり、動きたいのに体が思うように動けなくなってしまいます。
それはあなたのせいではなく、春のせいです。
春がそうさせてしまうんですよ。
私も春のせいで眠かったり、だるかったり、ちょっとイライラしたりしてしまうことがあります。
イライラしている自分にまたイライラしたり・・・春は不思議です。
春の体は新陳代謝が盛んになるので、体の中のあちこちの臓器が活発に動き始めます。
春に吹き出物が出やすいのもそのためです。
臓器たちと一緒に神経系統も動き出し、体の臓器との動きが連動しきれずアンバランスになります。
そうするとイライラが出てしまうんです。
もともと毒素を排出する時期なので、体の中の毒素ができるまでは体調も安定しにくくなります。
この時期必要なのは、古い脂肪や塩分、余分なたんぱく質などの毒素を野草や野菜の葉緑素の力で出しつつ、新しいたんぱく質やでんぷん質を体に入れることで、寒かったり温かかったりする春に左右されない体を作ることです。
それが結果イライラ解消につながります。
よもぎの力をご存知ですか。よもぎにもイライラ解消をする力があるんですよ。
独特の香りが血の巡りを良くして、苦味が胃腸の働きを助けます。
中国では漢方の生薬として用いられていました。
それを食べやすくしたのがよもぎ餅です。
春になるとあちらこちらの和菓子屋さんで見られるのは、私たちを元気にしてくれるためなんですよね。
そして春になると見られるのが三色団子。
これには意味があって、三色の赤と白は紅白でめでたい事、緑は邪気を払う効果があることで縁起を担ぐもの。
三色で四季を表していて、赤は太陽や桜の色で春を表し、白は雪の色で冬、緑は新緑で夏を表しているという説。
いろいろあるようです。
このきれいな取り合わせは、お花見の時期ににぴったりの和菓子ですね。
美味しいだけじゃなく、体も元気にしてくれるなら取り入れないなんて損なことはないですよ。
春には春にしか食べられない和菓子たちは、美味しいだけじゃなく体も心も元気にしてくれます。
小さなころは母と一緒によもぎ摘みに行って、お団子を作っていた記憶がよみがえります。
当時は体にいいとかそんなことは全く考えなくて、ただその時期にしか取れないから、そして美味しいから作っていたんですが、実は体を元気にするものだったんですよね。
昔からの風習は深い意味があります。
古いからこそ大事にしたい伝統がたくさんありますね。
和菓子の世界にもたくさんたくさんあるからもっと伝統をつなぎたいな。
Love 和菓子