可愛らしくて美味しい和菓子が待ってるよ。和菓子屋さんを覗いてみよう!

可愛らしくて美味しい和菓子が待ってるよ。和菓子屋さんを覗いてみよう!

こんにちは。

無添加食品大好きの名畑です。

 

私は実はケーキなどの甘いものは苦手です。

一口や二口ならいけるけど、ショートケーキなど1個となると食べきれなかったりするんです。

お誕生日やクリスマスなどはテンションが下がりました。

「あ~~今日はケーキを食べなくちゃいけない日だ・・・。」と思うと暗くなってしまうんです。

 

なんというか食べる前から胃がもたれてしまうんですよね(苦笑)

また、何度か作ったことがあるけれど、ふっくらとした食感と甘さを出すために、砂糖と油の量が思ったより使うことを知ってから、あれが体の中に入るのか・・・と思うから。

まあ、ただのわがままですけどね。

同じ甘いものをいただくのなら、断然和菓子がいいって思うんですよ。

豆を使っていますしね。

 

さて、今日も和菓子屋さんをのぞいてきましたよ。

2月も後半になると、やはりお雛様の上菓子が増えてきますね。

こんな可愛らしい和菓子がありましたよ。

 

見ているだけで、ほっこりと優しい気持ちになりますよね。

それと同時に、「あ、我が家のお雛様を飾らなくちゃ!」と思い出して、苦笑いしたのはちょっと内緒です!

 

その隣にあったのが、初めましての和菓子「浮島」です。

浮島って、ご存知でしたか?

蒸し菓子の一つで、お茶会などで出される棹菓子です。

 

名前の由来は、その形から来ていて、蒸すと生地がポコッと浮き上がり、浮き上がった部分が「水面に浮かんで漂う浮島」に見えるところから名付けられたそうです。

何とも風流なネーミングですよね。

 

 

 

今回頂いたのはこちらです。

上の部分がチョコレート風味の蒸し生地、真ん中がプレーンの蒸し生地、下の部分が煉り餡でした。

一番上にはハートのチョコがのっていましたよ。

可愛らしいですよね。

口の中に入れると、すーっと溶けて、まるで滑らかなスフレをいただいている感覚でした。

 

浮島は餡、上新粉、卵、砂糖で作られ、滑らかに感じた部分は、卵白のメレンゲに秘密がありそうです。

こちらを購入した時に、「職人さんが減っているため、美味しい浮島を巷ではあまり見られなくなったんですよ」と教えてくださいました。

ケーキを作ったことがある方ならご存知だと思いますが、卵白を泡立てすぎてもしっとり感がなくなるし、泡立てが弱いと分離したり、ぼそぼそになったりするんですよね。

ふんわりとした滑らかさで、あまり甘くないので、甘いのがそんなに好きでない私も、うなずきながら美味しく頂きました。

浮島は、カステラをもっともっと滑らかにした感じの触感です。

調べてみると、カステラはオーブンで焼くのに大して、浮島は型に流して蒸し器でふっくらと蒸し上げるそうです。

メレンゲの泡立て、火加減や蒸し加減、蒸す時間なども難しいはず!

職人にしかできないお菓子であることに納得しました。

そしてその職人さんが減っているということは、私たちの口に入りにくくなっているということ。

もったいない、もったいない!

こんなに美味しい和菓子は、たくさんの人に食べていただきたい!と改めて思いました。

散歩のついで、買い物のついで、仕事の後やお土産に、和菓子屋さんをのぞいてみませんか?

季節の和菓子や、出会ったことのない和菓子があなたを待っているかもしれません。

 

Love 和菓子