「最中」をもっと美味しく食べる方法!
- 2018.02.06
- もなか

こんにちは。
無添加食品大好きの名畑(なばた)です。
ご縁があって和菓子に携わり、それでももっと餡にまみれたくて、和菓子屋めぐりなどを楽しんでいます。
お店によって、味も姿かたちもきく違う和菓子は、それぞれ個性的で魅力的です。
例えば「最中」
形も丸いものから四角いもの、薔薇の形や麻野葉、巴(ともえ)、梅鉢など個性的です。
「もなか」の中の餡も、こし餡だったり、粒あんだったり、白餡、中にはゴマ餡やチョコレート餡という変わり種まであります。
最初は目で楽しませてもらって、「どんな味かな?」と口に運ぶまでの楽しみは何とも言えません。
お店ごとにそれぞれが違うので、人の出会いと同じで、「もなか」と一期一会を感じるんです。
これからいくつの出会いがあるのかと想像をしただけでも笑顔になってしまいます。
さて、「最中」はどうやって食べますか。
そのまま食べる方が多いですよね。
前回は、たくさんいただいた場合は冷凍しちゃいましょうという提案をいたしました。
その時のブログがこちらです。
今回は、また違う食べ方をお伝えします。
最中の皮をさらにおいしく食べる方法です。
まずは最中の皮って何でできていると思いますか?
原料は「もち米」です。
もち米を製粉して、それぞれの会社独自の調合・焼き工程などで完成します。
餡にも味や食感があるように、皮にも実は違った味や食感があるんですよね。
私は、あんこもちろん好きですが、皮も大好きなんです。
しっとりタイプもあれば、カリッとタイプもあり皮自体の優しい味が何とも言えないんです。
時には、あんこと皮を分離させて食べてしまうこともあるくらいです。
あ、話がそれてしまいました。
違う食べ方の話でした。
それは、食べる前に軽く焼きます。
すると、しっとりしていた最中の皮がパリッとして別の食感が生まれてきます。
それはお餅を焼いたときの外側の皮がパリッとする・・・そんな感じです。
私は、魚焼きグリルで表と裏をそれぞれ1分ずつ焼いてみました。
口に入れると、外はパリッとしていて中の餡はふんわり柔らかくなっていて絶妙でした。
定番の緑茶とともにいただいてみましたよ。

こうやって考えると、1種類の「最中」を3個ずつ買ってきて、そのままのものと冷凍したもの、カリッと焼いたもので味比べも楽しめちゃいまね。
大切なお友達が来たり、ちょっとしたパーティなどで、焼きもなかでサプライズはいかがでしょうか。
Love 和菓子